![パリ6区にあるラスパイユのビオマルシェ](https://hibi-design.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/971118A0-7C5A-4C45-8CB5-B40A5880877B-822x1024.jpeg)
昨年の10月に初めてパリへ訪れた。
思入れが有り過ぎて
なかなか記事にできなかったけれど
少しずつ記事にしていくことにしました。
とあるパリの日曜日。
早起きして、パリ6区にあるラスパイユのビオマルシェへ。
![パリ6区にあるラスパイユのビオマルシェ](https://hibi-design.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/024794C1-359B-43EF-80FE-C2690881E184-820x1024.jpeg)
野菜やフルーツやお肉、お惣菜、蜂蜜、ハーブも
全てオーガニック。
毎週日曜日だけが、オーガニック食材オンリーなのだ。
ここにはどうしても訪れたかったので
少ない日数の内に
必ず夫に見せたいもの
自分が見て置きたいものを
小さい脳味噌でぐるぐる考えスケジュールを組んだ。
パリのマルシェは
お店一つ一つのディスプレイが素晴らしくて
色使い、籠の使い方や、搬送してる車から
もうすべてが可愛い。
![パリ6区にあるラスパイユのビオマルシェ](https://hibi-design.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/2DA22AF8-98B0-4685-A433-A5D6427482EC-768x1024.jpeg)
日本のマルシェも素敵だけれど
どちらかというと
もう色々と分かっているお洒落な人が出店しているので
さすが!やっぱり!という感じなのだけれど
パリのマルシェの店主は
普通のおじさんやおばさんが淡々と並べていたりする。
これってなんだろう
とパリに居るときにずっと考えていた。
これだけパリの街自体が景観に拘り、守っている中で暮らしていると
知らぬ間にパリの人たちのセンスが磨かれるのかな
と。
昔、新卒で入社したデザイン会社の社長に言われたことがあった。
「デザインの水に浸かっていたという事が意外にすごく大事。」
後からデザインを学ぶ事はできるが
デザインの中に居た人には根付くものがある。
らしい。
我が家はインテリアデザイナーの親が居たり
学生の時はデザイン科で個性あふれる人々の中に居た事
それも知らぬ間に自身に身に付くものがあるようだ。
もちろん努力は必要だけれど。
![パリ6区にあるラスパイユのビオマルシェ](https://hibi-design.com/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/C01B3831-4256-48DF-850F-57E4F128A6F3-768x1024.jpeg)
マルシェの店員さんもみんなすごく親切で
おすすめ商品を楽しく丁寧に教えてくれる。
みんな自分の商品を愛しているのがよく分かる。
わたしがブラウニーを選んだとき
隣に並んでいたお客さんが
「あなた、それは良いチョイスよー。
私もいつも同僚に買っていくのよ!」
と褒めてくれた。
犬もお買い物についてきて
ゆったり朝を楽しんでそう。
買い物するだけでこんなに楽しい。
商品だけでなく見所満載で
充実した数時間でした。
人も穏やかで優しくて
とても気持ちのいい朝になりました。